先進的なエンターブライズPLMソフトウェア(Aras Innovator)を開発・販売する米Aras社が主催のコミュニティイベント、
ACE2017 in Nashvilleがテネシー州ナッシュビルにて開催されました。
会場
Loews Vanderbilt Hotel
424 Church St | Nashville, TN 37219, USA
日程(現地時刻)
3/21 (火) 8:30 ~ 18:30
3/22 (水) 8:30 ~ 18:30
3/23 (木) 9:00 ~ 12:00
NeosystemではACE参加は5年連続参加の皆勤賞。
Aras Japan社やAras パートナー各社とは顔なじみの面々が勢揃いし、ある意味お祭りムードの中で参加してきました。
3/20 (月) (開催前日:パートナーカンファレンス)
ナッシュビル空港から車で20分ほどに位置する綺麗なホテルが会場です。
ナッシュビルの中心街からは車で10分程度離れており、SoftBankが米国で提携するSprintの電波は殆ど入らないので、
ホテルと会場のWi-Fiだけがたよりです。
開催日の前日はArasのパートナーだけが参加できるパートナーカンファレンスとして、100名程度のパートナー諸氏が集まり、
営業系(パートナーセッション)と技術系(テクニカルセッション)に分かれて、カンファレンスが行われました。
パートナーセッションでは Aras Innovator における今後のRoadMapの他、
Success Stories として Aras Community と Minerva社の成功事例を聞くことができました。
テクニカルセッションでは、開発事例を中心に議論が行われていました。
パートナー同士のつながりを増やすことも目的なので、朝食・昼食・夕食(パーティ)もみんな一緒です。
パートナーカンファレンス
食事の様子
毎年恒例化している米Aras社CEOピーター・シュローラ氏とのACE参加記念写真。
とても気さくな方ですが、あちこちから引っ張りだこで捕まえるのに苦労しました。
3/21 (火) Day 1
いよいよオープニング。200席以上のイスが並ぶ会場に大音響で響き渡るロック!
カンファレンスの前にロックが流れるなど日本の常識ではありえないです。
さすがアメリカ!昨日写真をお願いした米Aras社CEOピーター氏が壇上の人となり、イベントを牽引していきます。
What’s New from Aras (John Sperling, Aras)のなかで、今後のSPリリースとその機能についてのプレゼンテーションがありました。
John Sperling の話では、2017年に4本のSPを予定しており、以下の機能が順次リリースされるとのこと。
見た目にも目新しい機能が登場するので、早く動かしてみたくなります。
・QMS(リレーションシップのVisual化)
・承認時PDFのウォーターマーク(電子透かし)
・アイテムタイプ構造のクラスツリー化
・ルールエンジンの文字列判定機能
・クエリビルダの強化
・ツリーグリッドモデルの拡張
初日の目玉の一つである Solution Showcase – Rapid-Fire Demos 、
弊社からは細川が ” Full Screen Print ” をプレゼンさせて頂きました。
セカンドスクリーン調整トラブルで、出すつもりのなかった「関ジャニの女装壁紙」が巨大スクリーンに…。
外人さんたちは彼らが女装しているとは思っていないらしく、会場がざわつきました。。。
3/22 (水) Day 2
朝7:30から朝食をブッフェ形式で済ませた後は、
Martin Eigner 博士の System Lifecycle Management as a bimodal IT approach を聞いた後、
各自Track別の50人程度の個室に散っていきます。
個室に別れると、プレゼン最中でも参加者から容赦なく質問が飛び交っていきます。
あまりにも活発な質問のため、昼食の開始時間を過ぎているセッションがいくつも出ていました。
朝食ブッフェの様子
Martin Eigner 博士
3/23 (木) Day 3
ACE2017最終日、昨年同様にAras In The Round (Peter Schroer & Rob McAveney, Aras) と称して大質問会が開催されました。
ひとしきり盛り上がってから、再び3つのセッションに分かれてのTrackでは、昨日以上に質疑応答が交わされていました。
セッションのすべてが終わると、参加者は特に何もなく解散していきます。
日本の常識では打ち上げ的な締めをやって解散するはずですが、ここでも文化の違いを感じました。
次回のACE 2017は6月にフランスで開催予定。プレゼン資料を見るだけでなく、
ヨーロッパでのAras Innovator の活用方法にも触れてみたいところです。
“Aras Japan” でも “ACE 2017 in ナッシュビル” がレポートされていますので、合わせてご覧ください。